解き直しは大切

本日、昼間と夜の授業で高校生のテスト対策。

学校でも、塾でも教わっている問題なはずなのに、完璧な解答を書けていない。
話を聞いてみると、共通点が一つ。
復習をちゃんと、していないんですね。
塾や学校で書いたノートを見直す事はしているようですが、白いノートにもう一度
自分で解き直す事をしていないのです。
授業を聞いたら、分かったつもりになる。
もっと言うと、中学生の時は、そんな勉強でも高得点は取れていた。
それが高校生になると通用しなくなるんです。
通用しないと気付いても、今までの習慣からなかなか抜け出せないんですよね。
直そうと思っても、気付けば知らないうちに元に戻っている。

そう考えると、見るだけの復習をさせない事が大切なのかなという結論に。
今、来てくれている中学生には、自分で鉛筆を動かして復習することを習慣化させたいですね。
高校生になったからと言って、ステージが上がるとともに、勉強方法までレベルが上がることはなく、
今までの勉強方法で高校も過ごしてしまいます。
だから、高校生になっても通用する勉強方法を今のうちに身に付けることが大切であり、それが高校生になった自分を助けるのです。

もちろん、今日対策をした高1生も復習の仕方を修正しないといけません。

見るだけの復習は楽ですが、楽なものから大きなものは生まれにくいです。
面倒かもしれないけど、手間をかければ大きなものが生まれやすいです。
もうすぐ新年度、だから僕も生徒に手間をかけて接する。
改めて思った一日でした。