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入試情報 2024/03/20

新中2生は必ず見てください

新中学2年生から、山口県の推薦入試が変わるようです。
公立入試の二次募集がどのくらいあったか確認しようと思ったら、この情報があり、少し驚きです。

詳細はここをご覧ください。

今までの推薦入試が、特色選抜という名に代わり、志願者の目的意識、主体性を重視を重視する制度のようです。現在の大学入試で実施されているAO入試が高校入試に下りてきました。

高校側が、こんな生徒に来てもらいたい、という事を発表し、それに合う生徒が挑戦する形です。
ただ、出願条件があり、成績は優秀であった方が有利そうです。(オール4以上は欲しいですね)
あとは、部活動や生徒会を頑張っているなど、中学校生活を頑張っていることが求められそうです。
要は、成績が良い生徒、中学3年間を頑張った生徒を、早いうちに囲い込もうというものでしょう。
今年度の入試の低倍率、そして定員割れした二次募集の高校を見ると各高校が早いうちに優秀な生徒を集めたくなるのも分かる気がします。

そして、この制度、新2年生に関しては、1年生の内申は見ないという事らしいです。
1年生の間、力を発揮できなかった生徒たちには、もう一度チャンスが与えられラッキーかもしれません。1年生の時頑張った生徒たちにとっては、よくあるクイズ番組の最後の問題は得点が100点になります、と、1年の頑張りはなんだったの?って言いたくなりそうです。
ただ、2年生の成績は基本的には1年生の時、頑張った生徒の方が良いでしょう、今までの経験でこれだけ頑張れば、これぐらいの成績を残せるっていう事を経験していますから。力を発揮できなかった生徒は、本気で頑張ることです。

あと、小論文や面接、少し複雑な筆記テストもあるようですので、それなりの対策は必要となりそうです。ただ、この特色選抜で合格できる生徒は、間違いなく一般入試で合格できる力を備えると思います。どっしりと一般入試目指して頑張ることが大切です。そういう優秀な生徒を早く囲いたいのだと思います。それより、今回の低倍率な入試、子供の少子化を考えると、各高校の定員が減る事に注意した方が良いでしょう。ギリギリ合格するのではなく、余裕をもって合格する学力を身に付ける事です。

まだ、義務教育ですから、主体性の重視より、本来学ぶべき5教科をきっちり学ぶ姿勢を作れる環境を作ってもらいたかったですが、ルールが決まった以上、そこにも対応しないといけないですね。

本日、春分の日です。
これからは太陽の出ている時間が徐々に長くなります。
いよいよ、暖かくなり春ですね。
新年度も始まり、色々と頑張りたいと思います。


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