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塾のこと 2024/04/24

クラス分けの意味

今、中2クラスは学力別に分けています。クラス分けの意味を勘違いしている生徒もいるようです。もう一度確認しておきたいと思います。

勉強が苦手チームについてですが、苦手なんだから、苦手なりにのんびりやろうよ、という意味で分けたのではありません。得意な生徒と一緒に勉強すれば解くスピードなど追いつけない事もあるかと思いますが、基本的に解くの遅かったり、間違えたりするのは練習不足によるものです。だからクラスを分けることで、たくさん演習をできるように、自宅で取り組む宿題の量を増やすことができます。クラス分けは、苦手な生徒が少しでも追いつけるように、課題をたくさん出すためにあると、思っていてください。

この内容は難しいから、得意なクラスには教えて、苦手なクラスには教えないでおこうと言う考え方は、僕は好きでないので、みんな同じことを学んで欲しいのです。中には、難しい事を勉強しなくてラッキーと思う生徒もいるようです。そこはラッキーと捉えるのは間違っています。どうして自分には教えてもらえないの?学ぶ機会を失って、損していると思って欲しいものです。勉強が苦手な子は、こういう積み重ねで、どんどん学ぶ機会を失って、損をしているのですが、それに気付けないんですよね。そして、気付けば、勉強を頑張る生徒と大きな差ができてしまうのです。そうなるのではなく、その差を縮めるためのクラス分けと思ってください。苦手なら、苦手なりにのんびりと甘やかすクラス分けではないのです。


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