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子育て 2024/07/23

九九を

夏休みに入り、2年生の2号に九九を覚えさせている。
2学期に学習する内容で、どうせ学校から九九を暗記するように宿題が出されるのだから先回りしているのである。2学期に入ってから、宿題など、期日に迫られて覚えさせ、なかなか覚えない事にイライラしてしまう事を考えると、この夏休みに覚えさせる方が親子関係も健全に保てるはずである。

あとは、1人でも多くの生徒が九九を覚えていると学校の先生は楽になるだろうとも思うのである。
仮に、この夏休み、2号のクラスの生徒全員が九九を覚えてきたらどうだろう。
覚えていない事に焦りを感じる生徒はいなくなるだろうし、みんな九九を言えるなら誰が一番早く言えるか競争しようと、より上を目指して勉強もできる。
先生も、九九を教える手間が省けるなら、もっと頭を使うような応用問題を教えてくれるかもしれない。そう考えると、学校の算数の授業にさらに期待できてしまう。

そんな発想になれるのは、僕が塾をやっていて、塾には教育に熱心なご家庭が集まってくれているからでもある。聞いた話では、とある中学校では、中1の1学期の最初のテストが50点前後だったとか。この世の中、子供の教育に熱心ではないご家庭もあるのだと驚かされる。それこそ、この夏休みに九九を覚えよう、と指示するものなら、そんな事をどうして家庭でやらないといけないのか、学校の仕事だろとクレームが飛んできそうな感じもする。各ご家庭の方針は色々、それを多様性と言う言葉でまとめてしまえば、それまでですが、うちの塾にはそんな多様性は存在せず、勉強する事で将来に開ける道は広がっていくという認識である。昨日の夜も、中3の保護者の方がいらっしゃり、生徒と三者面談というより、生徒の甘ったれた考え方を叩き直す会でした。授業後およそ1時間、2人の大人から話を聞かされた少年に何か響くものはあったのでしょうか。明日の夏期講座からの変身具合に期待したいところです。

話はだいぶ逸れましたが、この夏休み、2号には必ず九九を覚えさせるのが、僕の方針です。


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