突然、表れる

6月に入塾をした小学3年生。
計算が苦手で、どこから鍛えようかという事で、足し算、引き算の繰り上がりなど、じっくりと仕込み直していきました。計算が不慣れな生徒には、量を科すことは効果的なようで、計算に慣れてきています。そして、掛け算は100ます計算。最初は3分、4分をいったりきたりでした。ここ最近2分台が出だすも、2分の壁は越えられなかったのですが、先週、自宅で1分台の記録が出て、一緒に喜び、そして、塾でも、やってみると1分39秒。ここまで来れば、掛け算は大丈夫そうです。そのおかげで、現在、余りが出る割り算を取り組んでいますが、すらすらと答えも出てきます。

3ヶ月、頑張り続けてきた成果が、突然表れました。
日々の取り組みでは、思うように計算が早くできなかったのですが、徐々に早くなり、そして、今回のように突然、記録も大幅にアップ。
一日、一日の戦いでもあります、なかなか記録が出なければ、心も折れそうになります。そこをこらえて、毎日1回100ます計算に取り組んだおかげで、記録も出るようになりました。
やはり、毎日コツコツと積み上げる姿勢は大切です。
こうして3ヶ月で成果が表れ始める。人によって、それが1ヵ月なのか、半年なのか差はあるかもしれません。成果が表れるまでの期間が短いにしろ、長いにしろ、まずは始める事が大切で、そして、それを続けることが大切だと、改めて感じております。

まずは、始める事です。そして、しばらくの間は、結果に気を取られずに、それを続けることが大切ですよ。僕のような、せっかちな性格だと、すぐに結果を求めてしまいがちですが、結果は、続けることによって、ゆっくりとついてきます。