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塾のこと 2025/01/25

早く終わらせたい気持ちは分かる

中学2年生が、学校で実施された山口県の共通テストのやり直しをしようとテストを持ってきた。

見てみると、その生徒らしくない点数。
原因はある程度分かる。

男子特有の、書くのが面倒ということ。
ちゃんと式を書けばいいのに、頭の中でやろうとする、その結果、足し算の繰り上がりや、繰り下がりをミスして間違えた様子。途中式を書いてやり直しをすれば、普通に正解できる問題。実にもったいない。早く終えても、途中退出できるわけでもないので、早く終える意味は、ほとんどない。だからと言って、精度の高い見直しができるかというと、そうでもないので、今後は見直しをする練習もしていかないといけない。今度、そんな練習をしてみようかと思う。

あとは、字を丁寧に書く事。
字が汚い僕が言うと説得力はないけど、これは本当に大切。
まず、自分が見間違えないということ、そして採点者にも自分の答案の意志が伝わりやすい。

ここまでは、勉強時間を増やすなど、生徒にとって、苦痛なく改善できる事。

あと、これは、多くの人に当てはまるのだろうけど、証明や説明など、答えは頭の中では分かっているのに、それを文字に起こすと、ちゃんと書けない生徒が多い。思っている事、考えを表現する練習は、していかないといけない。例えば、説明を聞いて分かった、答えを見て分かったと思っても、実際、自分で書いて、書けるかどうか確認してみる事は大切。

そんな訳で、テストでミスが多いと自覚している生徒の皆さん、その辺りを改善できるよう取り組んでいきましょう。


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