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個性的
よく、人や他とは違って個性的と表現することがある。
僕の性格が変なのも手伝って、僕の事を個性的と言われることもあれば、塾が個性的だと言われることもある。良い意味で言われても、悪い意味で言われても、無関心で興味がないよりは、ありがたい事である。
この個性的、実は何も変な方向に向いているものではないので、生徒のみんなにも個性的になってもらいたい。
例えば、中3はこれから平方根、いよいよ電卓にある、ルートを学ぶタイミングです。
どこの塾の先生も、どうやって生徒に教えようかと必死で、教え方を考えるのである。
教科書読んだり、参考書を読んだり、基本は教科書をお手本にして教えるのであるけど、そこで10人が10人の先生、みんなが同じ方法ではない。少しずつ、教え方に差が生まれてくるのである。その差が個性を生み出している。だから、個性を強く感じる先生ほど、同じことを徹底して繰り返して研究しているのである。今まで、僕が色々な塾で働き、数学の先生を見てきたけど、個性を感じる先生は、数えるほどしかいなかった。だから、予備校の先生が個性的に見えるのは、そういう事なんだと思う。
では、教わる生徒の側のお話。
たとえば、強育舎では、ほとんどの生徒が僕から算数、数学を教わる。
みんな、僕が教えたように解こうとしてくれる。真似をして解いて解いて解きまくるのである。
そして、その解く量が増えてくると、途中式を少し省略できるようになったり、ここはこんな風に工夫してみようとなる。こうして、解き方にも人それぞれ、違いが生まれる。それが個性の始まり。
中には、真似をすっ飛ばして、いきなり我流で進める生徒もいる、予想通り、計算ミスを招く結果になる。それは、うわべだけの個性であって、生み出した個性では無いので、その個性が育つことは無い。
個性的、言葉を聞くと、人と違っているように思ってしまいがちだけど、実は、一つの事に到達しようと努力する過程に生まれる、人との差なのである。みなんさんには、どんどんと個性を磨いてもらいたい。
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