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独り言 2025/05/21

測り切れない100点

今週月曜日に中間テストを終えた、白石中学校。
早速、100点の報告を受け、今年度も良いスタートを切れたと思ってます。
100点に惜しい、99点、98点、97点から90点以上の報告を数多く受け、よく頑張ってくれたようですが、そこまで取れるなら、100点に届かなかった事が悔しい。90点に届かなかった生徒は、何が足りないのかを考えて(足りないのは、ほとんどが量です)それぞれ、次の期末に向けて、修正してもらいたい。

そして、昨日、仕事を終えて帰宅すると、うちの1号もテストが返ってきたようで、100点のテストが置いてあった。

こんな事を書くと、また、僕の父と母から褒めてやれ、と叱られそうなのだけど(ちなみに、僕は100点取っても褒められた記憶は無い)、ここは書いておきたい。

日頃、うちの1号を含め、授業をしているので、1号の学力は把握しています。
この100点、ミスが無くできたことは、褒めることができますが、算数が得意なのかと言うと、僕の頭の中では?マークが渦巻いているのす。本人は、算数を得意と思っているので、そこはそおっとしておくのも優しさなのかもしれませんが、中学校の中間テストに換算すると、おそらく70点から90点の出来だと思っております。言ってみれば、普通のレベルで得意でもない。

これが小学校のテストの恐ろしいところで、算数ができる、と勘違いしてしまう。豚もおだてりゃ木に登る、じゃないけど、そこで、自信をつけてどんどんと頑張るなら良いのですが、そこに、安心して、それ以上の勉強をしない。そして、中学校に入学して、レベルの上がったテストに現実を見せつけられる。小学校の頃は、算数が得だったのに、と。実は得意でもなかった事に、ようやく気付くのです。

そんな勘違いを、無くすべく、うちの1号を含め、小学生はもっともっと鍛えないといけない。
小学校の学習内容は、中学校での学習の土台になる、土台が安定しすればするほど、中学校での学力も安定する。そんな訳で、中学校でのテストで100点がとれるぐらいの100点を、小学校のテストで取れるような学力を身に付けてもらいたい。


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