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塾のこと 2025/06/11

やり始めたら、身につくまでやろう

昨日、高校生の授業で、解き方を見ていると、実に中途半端。
ここまでは、できるけど、その先ができない、と。
これでは、テストで△はもらえても、〇はもらえない。

ここで、また、お説教が始まる。

どうして、習った事を身につくまで練習しないのか、と。
中途半端に勉強して、中途半端に身につき、結局、テストで点数が取れない。
その結果を見て、自分は勉強ができない、自信を失ってしまうのである。
最後まで忍耐強く、取り組めないと「勉強」という道具の使い方を間違ってしまうのである。

習った後に30分でも、その問題を集中して、解けば身につくものである。その30分頑張れれば、解き方が身につく、そうすれば、その問題に対する自信も身につく。それを積み重ねる事で、途中で投げ出さない忍耐力も身につく。そこまでやれれば、定期テストも点数が取れるようになる、それが自信、成功体験となって、自分の人生のプラスになる。若い頃に頑張った事は、歳をとってからの自分の支えになる。こんな風に「勉強」という道具を正しく使えば、自分を良い方向に磨ける。

自動車も正しく使えば、目的地まで時間をかけなくても移動できる。
お酒を飲んでの運転は誰かを不幸にする。
どんなものでも、使い方によって、結果が良くも悪くもなる。
「勉強」という道具の正しい使い方を知らない生徒が少なくない、勉強を始める前に、まずは、そこから教えないといけないのかもしれない。


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