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子育て 2025/06/13

見えないところが変化しているはず

子育ては、正解がないから難しい。
先日も、子供に向かって、良かれと思って声をかけるも、想像していた反応ではなかった。
こんなはずじゃ、なかったのになぁ、と思ってモヤモヤすることもある。
塾生に対しても、同じで、褒めたのに、そんなに喜んでいるように見えなかったり、叱ったのに、反省しているように見えなかったり。その反応だけ見て、判断するのがいけないところ。実際に、褒められれば心の中では喜んでいるかもしれない、注意されれば、素直に謝れなくても、心の中では深く反省しているのかもしれない。

ついつい、反応だけを見てしまう。簡単に反応は見ることができるから。でも、実際、心の中でどう考えているかまでは、分からない。きっと、どう思ってるんだ?なんて聞いても本音は出てこないかもしれない、特に親子だと。

実際、変化なんてすぐに見えるものではない。宿題忘れで叱ったとしても、次回の塾の日に宿題をやって来て、初めて叱った成果が現れる。結局、叱った時の反応と子供たちの変化には時差がある。変化は遅れてやって来るのである。それを、ついつい、変化しない反応だけ見て、どうせ、言っても変わらない、それならば、言わないでおこう、となり、大切な事も言わなくなり、子供たちは良い方向に変わるきっかけを失ってしまう。

そうならないためにも、今日も子供たちの反応は気にせずに、大切な事を言い続ける、口うるさいジジイでいようと思う。


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