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今日は鉄道一人旅
行きたいけど、本当は行きたくない所に向かっている。また、行き先は知らせたいと思います。道中、ブログを一つ。
昨日の入塾面談で、子供が授業分かりやすかったと言っておりました、とか、この塾なら安心して預けられます、などお褒めの言葉を頂くことがある。これは塾の先生を喜ばせ、自信を与えてもらえる言葉です。豚もおだてりゃ機に登るとも言いますので、相手が何歳でも誉める事は大切なんだと思います。
さて、今となればこんな風に褒められる事もありますが、昔は散々でした。塾講師に成りたての頃は、先輩たちから、「言ってる事は分かるが、どこが大切なのか的を絞れてない」「黒板ばかりを見過ぎ、生徒は前にいるんだから、こっちを向いて話さないと」とか色々とご指導受けて、深夜1時頃まで特訓してもらった時代がありました。今では、そんな事したら深夜1時までなんて、ありえないなんて言われてしまいそうですが、当時は、いかに授業が上手くできるようになるか、しか考えていませんでした。きつくもありましたが、そのおかげで今があり、良い思い出です。
そして、忘れられないのが、前任の先生から校舎を引き受けた時、前の先生がカリスマというか超人気の先生だったので、前の先生に戻って欲しいとか、塾をやめるとか、そんな生徒がたくさん現れた時がありました。大手塾でもありましたので、生徒からすると、塾を選んで入ってきたけど、先生を選ぶ事はできない状況。生徒をガッカリさせたら、いけない。この先受けもつ生徒にこのような思いをさせたくない、との動機で頑張る事ができたのだと思う。別の考え方をすれば、それでも、前任者と全然違う僕が変わる事なく、生徒たちが僕に慣れてくれるのを待つ事もありなのだけど、それでは、誰の成長も見られない。なので深夜であろうが、頑張るしかなかったのです。
そう考えると、自分のためではなく、人のための方が頑張れるものです。我利よりも利他の心を持つ方が、自分に大きな物も返ってくる。
勉強は誰のためにするのだろうか?自分が将来、いい高校に行って、いい大学に行って、いい会社に就職するためもあるかもしれない。でも、それだけなら、こんな程度でいっか、って手を抜く事が可能になる。それよりも、その先、自分の頑張りが、社会の誰かを幸せにするとか、社会に対して貢献できる、と考えた方が、途中で折れる事なく頑張れる。僕も実際、仕事をしてるモチベーションは、もちろん月謝をいただかないと生きて行けないんだけど、それよりも、生徒一人一人が志望校に少しでも近づけるように、合格できるように、そして、自己実現できるように、と誰かの人生に役に立てると感じられるから頑張れるのである。だから、自分のためよりも、誰が社会のために頑張ってもらいたい。そんな大きな目標が無いなら、お父さん、お母さんは頑張っているか姿を見たら喜んでくれる、そんな動機で頑張るのも良い。
新幹線の自由席。周りには空席が沢山あるのに、どうしても隣に座って来るのか。誰にも気を遣わずのんびりしたかったのに。目的地まで、まだ時間はあるので今からは読書でも。皆さん、素敵な休日をお過ごし下さい。
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