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塾のこと 2025/06/28

使い方次第

どんな物でも、使い方次第で結果は大きく変わる。

車なんて、雨の日でも濡れることなく、目的地まで時間も短縮し運んでくれる。
これは良い使い方。
しかし、ニュースではたまに、飲酒運転の事故を目にする。
これは悪い使い方。
使い方次第で、結果は大きく変わってしまう、人生も大きく変わるだろう。
どうせ使うのなら、みんなが幸せになるような使い方をしたいものだ。

先日、思春期の生徒に対して言葉の使い方、思いやりの話をした。
この時期は、何かと反抗したり、甘えからか親に対して暴言も吐いてしまう。
言ってしまってから、しまった、って思うのだけど、変なプライドが邪魔をして素直に謝る事ができない。話をしながら、時々、涙がポロポロこぼれるのだけれど、こちらとしては責めているのではなく、同じ親として、親が子供に対してどれだけ大切に思っているのかを分かってもらいたかったので、涙は我慢してもらおうと、話し続けた。

言葉と言うのは、相手に自分の意志や気持ちを伝えることができる便利な道具である。困っている人に優しい言葉を投げかけたり、みんなで意見を出し合って話し合い、問題を解決できたり、共感しあったりできる。しかし、相手に思いやりや感謝を持てなければ、相手を傷付けてしまう凶器にもなる。見えないナイフと言うのか、心をえぐってしまう。親だからと言って、甘えて何を言ってもいい訳ではない。思いやり、感謝の心を前提に持っておかないと、間違った言葉の使い方をしてお互いを苦しめてしまう。

まだまだ僕を含め、発展途上の生徒たち。これからも沢山勉強して、良い言葉を覚えてもらいたい。そして、その言葉で、まわりを和やかに期待や楽しさいっぱいの空気を作ってもらいたい。そして、僕も良い言葉を発信するために、本を読むしかない。恥ずかしい事に、今年になっても本を読むと学ぶ事だらけ。少しでも子供たちに良い発信をできるように日々修行です。

さて、今日、明日でテスト対策も終わり。生徒の皆さん、今日、明日頑張りましょう。


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