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20年前の教え子と
お盆休みに入って、見知らぬ電話番号から着信があり、電話に出てみると20年以上前の教え子からで、せっかくなので食事に行こうということになり、お互いの予定の合う昨日、食事に出かけた。
現在は、滋賀県で歯医者をしているという教え子。
20年以上の時間が経つとお互い歳をとっているけど、面影は残っていて、表情を見るといい顔つきをしている。人生、充実している証拠だろう。仕事も頑張り、僕と同じで2児の父でもあるようで、子育ても楽しんでいるようでした。こうして、僕に関わった教え子が楽しそうに人生を送っている姿を見ると嬉しくなる。彼らの人生のほんの一瞬に関わっただけだけど、少しでも力になれていたのなら嬉しい物だ。
今回、一つ誤解を解くことができて良かった。
当時、僕は上司がいつも遅刻してきても偉そうな態度に腹が立ち、そこで文句を言うと、それは会社批判であると、即、クビになり、突然、彼らの前から姿を消した。その事に対して、彼は、当時映像授業の担当になった僕を見て、その映像授業のDVDの受け渡しの仕事がつまらなくて辞めたのだと思っていたようで、本当の理由を理解してくれて良かった。正義がいつも勝つとは限らない、勝つのはいつも強い者だという事、だから、強育舎で、みんなには強く育ってもらいたい。そんなどうでもいい話から、いち社会人として真面目な話、子育ての話など充実した時間を過ごすことができた。こうして、お盆休みなどに帰省してくる若者たちと食事に行くことでエネルギーをもらえる事はありがたい。
そして、興味深い話を1つ聞かせてもらった。
高校を卒業したぐらいの年齢で、治療に来る患者さん達の歯を見ると、虫歯の程度だったりで、親の子供への愛情の注ぎ方が分かると言う。親の子供への愛情と、子供の口内環境は相関関係があるようだ、と。経済的な問題は、国などが支援してくれている、子供を歯医者へ連れて行く時間を作ってくれるかどうかが大切なようで。そうした患者さんたちには、これからは成人、自分の歯は、ちゃんと自分で管理するように伝えているらしい。この話を聞いて、学力も親が、どれだけ子供に興味を持っているかに関わると思う。
最後に、独立しないのかと聞いてみると、真面目に虫歯の治療だけでは歯医者は稼げない、と。歯医者の数は多く、そして、虫歯の治療だけでは、報酬は割に合わないらしい。稼ごう、事業を継続しようとするなら、歯列矯正などに手を出さないといけないらしく、そこには興味が無く、今のポジションで働き続けるのが良いらしい。こうして、異業種の人たちと話せるようになるのもありがたい事で、塾講師の特権でもある。こうして教え子が訪ねて来てくれるのはありがたい。他にも話したことはあるので、また、この場で伝えたいと思います。お盆休みもあと2日。お盆休みを終えると、夏休みも終わりに近づきます、生徒の皆さん、夏休みの宿題はもう終えていますか。今月末に慌ててすることがないように、今からでも少しずつ終わらせましょう。
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