すごろく

中3生は、学校でのイベントがほとんど終わり、あとは受験勉強がメインという時期になってきました。

徐々に、学校帰りに来る生徒も現れだし、それぞれ自分のペースで勉強している。
そして、やはりと言うか、今まで勉強を頑張ってきた生徒は、ワークやプリントを終えるスピードが早い。効率よく、どんどん先に進んでいる様子が目に見える。もう、お正月だからと言って目にすることもなくなった、さいころで例えると、いつさいころを振っても、５や6の目が出て、順調に進んでいる。気をつけないといけないのは、1回休みに止まる事ぐらいだろう、インフルエンザも流行っている、そんな事に気をつければいい。

逆に、今まで勉強を疎かにしていた生徒は、渡すプリントも基礎レベル、時間はかかるけど、一つ一つクリアして前に進んで欲しい。さいころで言うと、1の目を繰り返している感じ。ただ、志望校も人によって違う、まわりの6の目のように進んでいく生徒を羨んでも仕方ない、1の目でも、一つは前進できる、前進できたことに喜びを感じて、それを繰り返せば、時間はかかってもゴールはできる。

そんな訳で、人生もすごろくのようなもの。毎日、毎日、進む量はどうであれ、前に進んでいる。
人と比べることなく、毎日1回さいころを振れば、前に進む。たまに、疲れてさいころを振れない日があっても、後ろに戻ることもない。元気になれば、2回振ってやるという気持ちを持つのも良いかもしれない。さいころとは違い、人生にはゴールが定まっていない。日々、より良いゴールを見つけてはの修正の繰り返し。そして、ゴールしても、また、新しいゴールが設定されてすごろくは再開される。毎日、さいころを振れるという、健康な心身が大切なんだと思う。インフルエンザも流行っております、まずは体調管理を優先して、この季節の変わり目を乗り越えましょう。