わり算の筆算

小4クラスは割り算の筆算をやっています。
九九の範囲のわり算とは違い、3桁÷2桁、4桁÷2桁など
4年生にとっては大変なようです。

適当に見積もる事が難しいようです。
823÷18　だと
82の中に18が何回入るかを考えるのですが
ざっくり80÷20と考えるのも難しく、慎重に事を進めようとしてしまうようです。
性格にもよるのかもしれません。

適当に思った数字を立ててみれば良いのです、
小さすぎれば増やせばいいし、大きすぎれば減らせばいい。
それを、間違えないように頭の中で慎重にしようとするから、
頭の中で暗算を処理しきれず、ペースが落ちてしまいます。

間違えても良いから、適当に計算してみる事は大切です。
そこで見当違いな数字であったとしても
この数字は大きすぎた、小さすぎたという経験が手に入ります。
書いて違えば違うほど、経験値が手に入ります。
間違いを恐れて、書かずに慎重になるほど正解はするかもしれませんが
経験は増えません。
今はスマートに解くのではなく、間違えても良いから
この数では大きすぎた、小さすぎたの経験を積む事です。
そのうち、慣れてきます。
とにかく練習をすることです。
わり算の前に、かけ算、引き算が筆算には必要となりますので
そこが弱いと、そこも練習が必要です。

おそらく3学期には小数バージョンのわり算が登場します。
その為にも、今のうちに割り算の筆算をマスターする事が必要です。
4年生の皆さん、頑張りましょうね。