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塾のこと 2023/12/07

平均点

中学生から「今回のテストは平均点を50点台を目標に先生が問題を作ると言っていました。」とそんな情報を耳にしました。高校生なら平均点がそれぐらいになるのはよく聞く話ですが、中学生でその平均点はなかなか聞きません。そこを目標に問題を作成して何か目的はあるのでしょうか。

それに発奮して生徒が頑張るならメリットはあるかもしれませんが、教科書改訂が行われて難易度が上がった内容に生徒は苦しんでいます。ますますその教科を嫌いにならないか心配です。
平均が低いと各自の点数も低くなりがちです。問題と照らし合わせて、この問題なら仕方ないと理解できる大人は多くないでしょう。頑張ったのに、点数が取れずに親にも怒られるとやる気もなくなります。

学習した内容をどれぐらい理解できたかを確認するテストです。難しい問題だらけになると、難易度が高いから間違えたのか、易しくても間違えたのか把握するのが難しくなります。そうなると生徒もどこから手を付けていいのか分からくなり、まずます勉強から遠ざかります。少しぐらいはやった成果が認められるテストになる事を願いたいです。

中学生の時に、理科の先生で絶対に100点を取らせないと宣言をする先生がいました。生徒が頑張って100点とって、何が悪いんでしょうか。当時は僕は何も考えていなかったので、そうなんだっていう程度でしたが、今思うと西村先生何がをしたかったんだろうと考えるのですが、考え方、発想も違うのでその考え方は理解できません。今度、同窓会があったら聞いてみよう。

塾講師としては、良い点数を取れるように導いて、それが自信になったり、自己肯定感を高めたり、小さな成功体験が積み重なる。そんなサポートができれば生徒も気持ちよく成長できます。どんな難易度の問題が出題されても、正解できる力をつけてあげたいものです。期末も終わりました、冬期講座を含めてしっかり復習し、学年末試験に繋げたいと思います。


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