あと何回

このゴールデンウイーク、帰省をして母の様子を見るというか、会える時は会ってきました。昨年末と比べると、比べ物にならないくらい元気な様子でした。改めて、日々当たり前のように感じる健康がどれほどありがたいのかを感じる帰省でした。

母の調子も良かったと言う事もあり、色々と手料理をいただくのですが、美味しさに嬉しさを感じるのと、あと何回食べる事ができるのかと考えると寂しくは感じますが、人として生まれた以上、いずれ、やってくる事なのだから、前向きに考えるしかないですね。

父と外出していると、今度は父が立ちくらみがすると、ヒヤリとしましたが、大丈夫だったようで一安心、父にも何かあれば実家は完全にアウト、最後の砦です、なんとか元気でいて欲しいものですが、こう考えると高齢化社会問題は深刻だなと身の回りに起こると余計に感じてしまいます。外に出ている立場でありますが、やはり、子供は実家に帰って親の助けをしないといけないかと考えてしまいます。親の介護問題、お墓参り問題など佐々木家には、高齢化問題が山積みであります。でも、子供としてですが、生んでもらって赤ちゃんの頃から、数多くの手間をかけて自立できるまで育ててもらい、今度は親を助ける立場にようやくなってきました。その辺の事についてはできる限りのことはしたいのですが、子供に迷惑をかけられないと、自立を続けようとする両親を見ると、僕はいつまでたっても子供扱いのようです。世の中、そんなものなのでしょうか？今度、教育相談の時に、尋ねてみようかと考えております。

帰りに、2号から小さな字で漢字が書いてあり、何て読むのか尋ねられました。もちろん漢字は読めますが、小さすぎて見えない、スマホで写真撮って拡大して答えました。いわゆる、老眼ですね。歳をとる事で、今までなら出来なかった事が出来るようになるのが一般的でしたが、この歳になると、歳をとると出来なくなる事が出てくると言う、まるで綺麗にすればするほど汚くなる雑巾のような逆転現象です。膝も痛いし、衰えとも上手に付き合う年齢になってきました、その分、経験は積んでおります、そんな経験を活かして毎日を過ごしたいと思います。

実家にも帰り、心の充電は満タンです。今週末から高校生のテスト対策も始まり、ボチボチ忙しくなりそうですが、明日から気持ち新たに頑張っていきたいと思います。