スピードは大切

昨日も中２生から100点のお知らせ。
しかも、国語で100点。
僕の中学生生活からは、想像ができない点数です。
お見事としか、言いようがない。あっぱれです。

大殿中は昨日でテストが終わり、手応えを聞くとまずまずの様子。
数学でみんなが口をそろえて最後の問題ができなかったと聞き、問題をチェックすると
普通に代金の問題に割引が加わっただけ。
問題の出し方が、少しひねられていて、誰かが問題を作ったという風な形式。

内容的に、うちの塾生ができないレベルの問題ではない。
できなかった原因は一つです。
時間です。
最後の問題という事で、残り時間が少なく、そこに焦りを感じ、じっくり問題を読めなかったんだと思います。今回は連立方程式、最後の問題に行きつくまでに、沢山の計算問題を処理しないといけませんでした。そこで計算に時間を取られてしまうのか、早く解いて時間を稼げるのか、そこで明暗を分けたと思います。

日ごろの勉強は、自分で勉強するのであれば、時間は気にせずに正確に解く。そして正確にできているので、それで満足してしまう生徒は多いと思います。しかし、計算が早くなれば、時間を貯金できる。それは実際のテストで感じる事。そう考えると、時間を意識して早く正確に解く訓練は必要なようです。早く特には練習と、テクニック。昨日の中3なんて、普通に解けば2分ぐらいかかる問題を、僕が10秒で解ける方法を教えたら、みんな目がハートになっておりました、そんなテクニックを知るのも大切でしょう。あと、日ごろから時間を意識して解くことはミスが減ることにも役に立ちます。時間無制限での日ごろの練習には緊張感が走りません、テストには制限時間があり、時間を意識するからこそ、焦ってミスも出るのです。だから日ごろから時間を意識して、時間内に解き終える訓練は必要なのです。

そんな訳で、再度、時間を意識する指導を心掛けたいと思います。