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塾のこと 2024/09/27

気持ちは分かる

高校生の授業は新課程になり、現高校3年生から確率統計を習う事になっている。
昨日、授業の中で、「学校の先生が、今までこの分野を指導したことが無いから上手く説明ができません、と言っていました」と。

その気持ちは分かるけど、先生が生徒に対して言ったらダメでしょう。
僕も昨年、その単元を教えるのが初めてでした。いや、学ぶことも初めてでした。
だから、授業するにあたって、いつもより何倍もの時間を使ったり、書店でその単元の参考書を買いあさりました。

その先生の発言、塾講師が授業中にしたらアウトでしょう。でも、学校の先生は許される。正直な話、少し羨ましいと思いました。それでもお給料がもらえるのですから。でも、人としての成長は無いなと感じるのです。そのおかげで、昨日はその授業をして、生徒はスッキリとした表情で帰ってくれました。こんな先生のおかげで、生徒の僕への数学の指導の信頼が上がるのも事実。ありがたい事です。
昨年に初めてした授業よりも、今年はその経験から上手くなってると感じました。こうやって、繰り返すことで、僕らは教える事が上手くなっていく。
その先生、今年頑張ったら、来年は違う景色がみれただろうに。
やはり、人は大人になっても学び続けないと、みっともないのである。


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