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塾のこと 2024/12/27

個別指導で

この冬期講座期間中のみですが、中高一貫の学校に通う生徒の数学を受け持っている。
学年は、こちらで言うと中3なのですが、やってる内容は公立高校の2年生で扱う内容。
授業をしていて感じるのは、15歳でも17歳で学ぶことは理解できるんだなという事。

結局、学ぶ側も教える側も、教科書の表紙を見て、中1はこれを教える。
と、文科省に洗脳され、上の学年の内容は難しいからと、その時がくるまで指導を待つ。
そんな感じだろう。

高校入試は、その地域で同じ教科書を使い、同じようなタイミングで各教科を勉強するから、どこの中学校にいても、不公平なく戦えるから、そんなに周りと比べることなく、自分の目標に向けて頑張ればなんとかなる。

ただ、その次の大学受験。
今のうちの中3生は、今、個別指導をしているような同級生とも戦う事になる。
そこに勝ち目はあるんだろうか?と考えてしまったというか、現実を突きつけられた感じ。

3学期からは、中2の教科書の表紙を中1と書き換えて、授業をしたいと思ってしまう。
もちろん、中2には中3の教科書を書き換えて。
表紙に書かれている学年の表示を見て、生徒たちは、これは自分たちが勉強する教科書って判断するんだろうから、中身を見て、これは難しすぎるから、まだ、今じゃないなんて思うことは無い。

文科省としては、子供たちを型にはめて指導するのが、楽なんだろうけど
その型をはみ出して、伸びる生徒ものいる事を忘れてはいけないと思う。
型からはみ出すことが容易な個人塾、そんな指導をできればいいなと思うことができた個別指導でした。
世間には中高一貫で頑張る生徒はいると思っていましたが、実際に、肌で感じて、ありがたい刺激をいただきました。

さて、本日冬期講座5日目。
本日も頑張りたいと思います。


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