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野田学園入試問題、数学の感想
50分の限られた時間で、解くのには良い難易度だったのかなと思います。
公立高校入試に近づけて作られているようですが、難問の難易度はこちらの方が高そうです。
あと、たまに高校数学の知識を知っていれば、簡単に解ける問題がたまに出題されるのですが、今回は中学校の知識で十分に対応できる問題です。そして、中学最後に学習する、三平方の定理は、まだすべてを習いきっていない中学校への配慮か、今年も出題されていませんでした。
1⃣ 2⃣の問題は中央高校以上を目指すなら完答しておきたい問題。1⃣でミスをするのは致命的です。
2⃣の(1)は経験していないと、時間を要してしまうかも、(3)もADの補助線を引けたら楽勝。(5)は相対度数と累積相対度数の意味が分かっていれば解けるのですが、ここでも時間を奪われた受験生がいるかも。
3⃣は(1)を間違えると、その後(4)まで連動しているので、間違えられない問題。最後の(3)②が今回の一番難しい問題だったかもしれません。ここは戦わずに捨てても問題ないと思います。
4⃣も(3)と同様。最後の問題は解き方がわかると、「あっ」て声が上がりそうな問題で、昨日、中3生に解説すると、みんな感動しておりました。今回の問題で一番良い問題ではないかと個人的に思っています。
5⃣は確率の問題で、読むのが面倒。中2以下の皆さんは、長い問題分を読む訓練をしておいた方が良いですよ。確率とカードを絡めた、考えさせられる良い問題でした。ちゃんと書きだせばできたのではないでしょうか。2025年実施と言う事から、2025を素因数分解していくなんて、私立高校らしい問題でした。ワクワクしながら解かせていただきました。
そんな訳で、中3生は、公立入試に向けて、しっかりやり直しをしておいた方が良いですよ、本日以降の授業で、必要なところは解説していきます。
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