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記憶に残るジジイに
この仕事をしている都合上、東京スカイツリーを作ったり、大きな橋をかけて、記録として物を残すことはできない。何か残すことができれば、生きた証拠にもなるのだろうけど。
一昨日、中央高校1年生にブチ切れた。
あまりに勉強していない生徒がいたからなのだけど。
真面目にやってきている生徒にとってはいい迷惑である。
結局、2番手以下の高校に進学してしまうと、こうなってしまうのかと思うと残念に思う。
テレビだとピーって音が入るかもしれない事を言われて、生徒も悔しかったのかもしれないし、塾に通うのが嫌になったのかもしれないけど、正しく生きていないと思えば、それを修正しようとブチ切れるのである。そんな事、塾に求めてないだろうと言う事なんだけど、うちに通うというのは、そんな事なのです。
これだけ、これからブチ切れられたら、きっと彼の記憶にも残る事だろう。
できる事なら、数学の説明が分かりやすい先生だった、とか、先生のおかげで数学が得意になった、とか、良い記憶を残していくのが理想だけど、そう言ったレベルの生徒では、僕の授業の素敵さは分からないので、こんな形で記憶が残ってしまうのかもしれない、でも、人間、嫌な事は忘れるので、いつかこの苦い記憶も消えていくのかもしれないけど、できる事なら、大きくなった時に、あの時怒られて良かったと、前向きな記憶に進化しているとありがたい。
そんな訳で、物を残すことができない、塾の先生は日々、自分を記憶に残してもらおうと、数学の腕を磨くのです。
あと、何も印象に残らない先生なら、個人塾の意味はないだろうと、それならば、どこかの塾に雇われ平凡に授業をして毎日の暮らしを保証してもらえば楽ちんです。良くも悪くも記憶に残った者勝ちだと思ってます。別に勝ち負けは関係ないけど。生きてきた証拠を、心の中に残したいのでしょう。
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