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塾のこと 2025/04/20

小学校の間にマスターしておきたい事 算数

小学校の勉強が疎かでは、中学校に入学後、勉強で苦労する。
部活動で良く例えるけれど、小学校の間に2年間、野球をやっていた経験者と中学校で初めて野球をする初心者では、どちらが上手かと言ったら、きっと前者だろう。2年間の貯金があるのだから。

そんな事がもちろん勉強にも言えて、小学校の内容が定着しているかどうかで中学校の学習の定着度合いが変わってくる。今回は算数、ここまではできて欲しいという所を僕目線で。

① 100ます計算、掛け算、足し算は1分前半でできるように。中学校で躓いている生徒の多くは1分後半や3分を超える生徒もいます。これは訓練で伸びます。

② 2ケタの足し算、引き算は暗算で。例えば28+39のような問題。算数が苦手な生徒は筆算だし、丁寧にする子も筆算。9+8=17で1繰り上がる事を頭に置いておくよりも筆算で書き留める事が楽なようですが、これぐらい頭の中で処理できないと、スムーズに解けない問題は沢山あるし、その先の高校レベルになると、それぐらいできておかないと、どうにもならない事も出てきます。引き算も同様。

③ 2桁×(÷)1桁の掛け算、割り算も同様です。

上記が出来ていれば、小数になっても苦にはならないはず。

④ 分数の計算、通分はもちろん最小公倍数でお願いしたい。分母が4と6の場合は12で通分ですが、24でやっちゃう生徒をたまに見る事もあります。そして、掛け算、割り算では約分にしっかりと気付けること。しかもなるべく大きな数で。(最大公約数で1度で終えるのが理想)2や3で繰り返し割るのは、時間のロスと計算に美しさが見当たらないのでよくない。

以上が最低限かと。
他にも速さ、割合とか言われそうですが、上記が出来れば、うちの塾では何とかなります。いや、何とかします。そんな訳で、小学生の保護者の皆様、宿題を見る時に、上記の事を家庭学習でできるようになっているかチェックしてもらえればと思います。


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