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塾のこと 2025/06/24

色々な役割

授業をしていると、よく発言したがる生徒がいれば、あまり発言したがらずに大人しくしている生徒など様々な生徒が一つの教室に集まっている。

そんな時に、よく発言している生徒は得して、大人しい生徒は損なのかとも考えてしまう保護者がいるのかもしれない。でも、うちの塾は誰が得して、損するとかでなく、みんなが得しているはず。

確かに、発言の量だけで比べると、多い生徒の方が得しているイメージはありますが、そこは、こんな風に考えてもらいたい。オーケストラのイメージ。楽器に詳しくないので、偉そうな事は言えないですが、例えば、ヴァイオリンは、コンサート中、多く演奏されてそうで、トライアングルはそんなに音を出す機会は多くなさそうです。それが、発言回数の多いと少ないなの例えなのですが、どんな楽器にも出番はあるように、うちの塾でも、それぞれの生徒には役割がある訳で、授業前に、ここは○○くんに質問してみる、これは○○さんに、と言ったように、その時、誰にこの質問をすると盛り上がるか、みんなが考えようとするかを考え、授業が進められていく。そこで彼らが発言する事で、授業が作られていく、要は一つの授業が完成するまでに、色々な個性を持つ生徒が必要なのだという事、そして、生徒みんなに、その役割があり、発言の回数が多い少ないではなく、1人1人が授業に、ただ居るだけでなく、参加しているというのが大切だと思っている。

そして、僕は指揮者の立場であり、彼らの個性を活かすも、活かせないのも僕の責任なのですが、毎日、彼らの素敵な個性をいじくりながら、授業をしているので、みんなが参加し、誰が得して損したとかなく、みんなが得しているはずなので、ご安心していただきたい。指揮者の僕が、ちゃんとやっているんだぞ、と言う自慢になってしまいましたが、たまには、自分を褒めるブログも有りでしょう。テスト週間も後半戦に突入です、あと、1週間頑張りたいと思います。


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