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独り言 2025/07/12

我が子の幸せのために

親は、我が子の幸せを願う。
将来、新幹線の運転手になりたいと思う、うちの1号。
できることなら、その夢が叶って欲しいし、そのために協力はしてやりたい。

でも、最近思うのは、本当に将来、運転手になれれば幸せなのか。
なれたとして、その時に、まわりは新幹線に乗って旅をしたいという状況なのか。
それだけの余裕のある暮らしができる世の中なのか、戦争は起きていないだろうか。
せっかく運転手になっても、お客さんを運べないと意味がない。

例えば、美味しいケーキを作るパティシエになりたい。
なったとしても、食後やお菓子の時間にスイーツを楽しめる余裕があるのか。
せっかく、作った美味しいケーキも、みんなの口に届かなければ、幸せを感じないだろう。

結局、個人だけが頑張って、目標を叶えても、幸せになれないかもしれないという事。
そう思うと、学校や塾の役割は大きいのだと思う。
勉強ができれば良い訳ではないけど、勉強ができるようになると、学べることが増え、
それを将来に生かすことで、視野も広がり、目標もかなえられる確率は上がると思う。

今、塾屋として、短期目線で見れば、目の前の定期テストの成績アップを目標にしたり、受験で合格を目標に仕事をしているけど、長い目で見れば、今、目の前で頑張っている子供たちの未来が少しでも明るくなるという事に仕事をしている。
小さな塾なので、指導できる生徒の数は限られるので、将来、日本中のみんなが幸せになんては難しいけど、ここで頑張ってくれる生徒の頑張る姿勢が、まわりへ大きな影響を与えてくれれば、今の塾の規模にとどまらずに良い影響を与えてくれるかもしれない。バタフライエフェクトじゃないけど、凄く小さな影響からのスタートだけど、それが将来、大きな幸せを子供たちに与えるものになってくれればいいと思う。

まだまだ、器が小さいので、僕に関わる生徒が、まず将来幸せになってもらいたいとの考えなのだけど、こんな風に、みんなが幸せにと考えられるようになったのは、おちょこぐらいの器が少し大きくなったのかもしれない。

そんな訳で、本日、一件の入塾の面談予定。
この塾で、良い影響を与えてあげられるといいなと思い、面談の準備をするのである。
皆様、良い週末をお過ごし下さい。


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