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私立高校無償化で「受験の流れはどう変わるのか」
少し長くなってしまいました。
最近、「私立高校の無償化」という話題を耳にすることが増えてきました。
2026年度から制度が変わり、私立高校の授業料については、これまでより大きな支援が受けられるようになります。これまでは所得制限がありましたが、今後はその制限が外れる方向で進んでいます。
これにより、受験の流れも少しずつ変わってくる可能性があります。
いや、すでに変わり始めているのかもしれません。
私立高校を選択するご家庭が増える可能性があるという点。
これまでは授業料の負担を考えて公立高校を第一志望にするケースが多くありましたが、経済的なハードルが下がることで、「私立も選択肢に入れる」というご家庭が増えると考えられます。
その証拠の一つが、今回の公立入試の倍率です。
山口高校 や 山口中央高校 は倍率が高かった一方で、他校では定員割れや二次募集が行われました。
本来であれば公立を受験していた層の一部が、私立に進路を決めている可能性もあります。もちろん、少子化の影響もあるとは思いますが、この変化は無視できないものです。
そして、現場で感じていることがもう一つあります。
私立高校の中には、コースによっては比較的入りやすい状況もあり、「努力しなくても進学できる」と感じてしまうケースが出てきていることです。
もちろん、すべての私立高校を指しているわけではないです。
ただ、もし
「学費の差が小さい」
「努力のハードルも高くない」
という状況が揃ったとしたら、
勉強に対する優先順位が高くない場合、
「あえて頑張る理由」が見えにくくなる可能性があります。
そうなると、小学校・中学校での学びに対する意識にも影響が出てきます。
結果として、クラス全体、学校全体の学力に差が生まれていくことも考えられます。
少し話は逸れますが
本来、公立は安く、私立は高い。
これは教育に限らず、世の中の多くの仕組みがそうなっています。
例えば、小郡の市民プールは数百円で利用できますが、下松健康パークはそれなりの料金がかかります。
その分、設備やサービスは充実しています。
(うちの子どもたちは後者を選びがちですが、親としてはなかなか悩ましいところです)
ただ、こうした民間施設の利用料を公的に大きく補助するという話は、あまり聞きません。
そう考えると、今回の私立高校の無償化という流れは、これまでの「公立と私立の役割」のバランスを変えるものとも思えます。小中学校でのクラス内の学力のバランスも変わってくるでしょう。
一方で、公立高校については統合の話も進んでおり、年々その数は減ってきています。
学校が減ることで、通学時間や通学費用の負担が増える。
これまで地域の中で通えていた選択肢が失われていく。
そうした中で、私立への支援が拡充されていく現状を見ると、
個人的には、その一部でも公立高校の設備や教育環境の充実に充てるという選択肢もあったのではないかと感じています。
日本は資源が豊富な国ではありません。
だからこそ、人が育つこと、基礎学力をしっかり身につけることは、これからますます重要になると思います。
制度が変わる中で、学力の二極化は今まで以上に進んでいく可能性があります。
その中で塾としてできることは、
通ってくれている生徒一人一人の学力をしっかり底上げすること。
そして、山口中央高校 や 山口高校 といった進路に、胸を張って送り出せる力をつけることだと考えています。
環境がどう変わっても、最後に差がつくのは日々の積み重ねです。
これからも、その土台をしっかり作っていきたいと思います。
あと、少子化対策が大切なんでしょうね。
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