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授業をしない塾が増えてるけど
授業をする、しないって、その塾の塾長先生の事。
うちは、授業をする塾。自習がメインとか、動画での授業は、授業をしない塾。その代わり、生徒管理をされているんだと思います。そして、最近は、授業をしない塾が増えてきている。僕もやってて思うのは、人材不足というのは大きい要因だと思います。うちは、幸いにも、今いる先生から後輩を紹介してもらったり、色々なご縁である程度先生は確保できている。でも、そうでない塾は、そういった人に頼らなくていい、映像や自習でしっかりと管理しております、と言っておけば塾としての体裁は保たれる。
でも、そこで思うのは、塾と言う仕事の難しさ。
成績を上げるための塾で、授業をしないで、どうやって生徒のその日の学力の変化を確かめる事ができるのか。授業をしていると、生徒へあてる事によって、発表してもらいその理解を測ることができる、発表と言っても、正解不正解だけでなく、こちらかの問いかけに対しての反応時間や自信なさげな表情や自信満々な声、そういった所からも、生徒の状況を掴むことができる。そして、集団指導であれば、まわりと比べる事でも、より理解しているのか、理解が足りないのかを判断できたりする。黒板を使って説明して、演習してもらい、演習中は生徒を見渡すことで、鉛筆が止まっていたら、ここで躓いていると把握することもできる。こういった情報を元に、僕らは生徒の成長具合、変化を察するのだけれども、授業をしない塾では、こういった情報抜きで生徒を把握するのだから、かなり優れた先生がいるんだと思うが、そんな優れた人材が、この山口市にたくさん存在するはずがないと思う。そんな能力があるなら、塾業界でなく、違う仕事をしているだろう。
何が言いたいかと言うと、授業をすることで、1人の生徒に対してたくさんの気付きが生まれてくるのである。だから、授業はした方がいい。それが、個人塾としての在り方。まあ、色々な考えを持った塾長先生がおられるので、各ご家庭、生徒にあった塾が見つかるのが一番良いのだろう。
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