生徒会

生徒会に立候補する、1，2年生がいる。
聞けば、自ら立候補したいという生徒もいれば、先生から出てみないかと言われた1年生もいるようです。先生からの信頼が厚いんだろうと感心させられます。

中学生の頃、生徒会なんてまったくご縁が無い世界だった。
そんな事より、休み時間は友達と遊び、放課後は野球部でボールを追いかける日々でした。
今、思えば生徒会へ立候補するのも良い経験だったのかも、と思うのですが経験していないから分からない世界。そういう世界に飛び込むチャンスがあるなら飛び込んで、色々経験して欲しいと思う。人生は有限だし、中学生の3年間なんて、あっという間に過ぎていく、その都度、その都度、経験できることも限られている、自分から手を挙げなければ、ほとんどの事は経験することなく素通りしていくだろうから。

立候補者の悩みは、生徒会に選ばれるかどうかだと思う。
選ばれなければ、生徒会に入る事はできない。
選挙なので、選ばれる人もいれば、選ばれない人もいる。
選ばれるのも、選ばれないのも良い経験としてとらえて欲しい。
塾で言うなら、色々な塾で体験された生徒が、うちを選ぶのか、他を選ぶのかと似ている。
選ばれれば、成績向上、志望校合格に向けて全力で応援するし、選ばれなければ、そこで何が足りなかったのか、改善できる事を探す事ができる。

生徒会も選ばれれば、学校のために頑張るんだろうし、選ばれなければ、そこは自分のアピールで何が足りなかったのか振り返ることができる。それは立候補したからこそ得られる、貴重な経験。授業中、手を挙げて発表することもそうだろうけど、自分から動くことでしか、経験できない事は世の中、沢山ある。人生は1回きり、どうせ生きるなら色々な事を経験した方が楽しいだろう。そんな訳で、今回、立候補する生徒の皆さん、立候補する時点で、他の生徒より貴重な経験ができる訳で、それを楽しんでもらいたい。別に立候補しないのが悪い訳ではない、僕のように、友達との活動、部活に専念するのも中学生の過ごし方の一つ、自分のやりたい事をやればいい。