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塾のこと 2025/06/04

遅刻はいけない

昨日、中3の授業中、5分遅れで何食わぬ顔で入って来る中3生。
遅刻をすることで、一旦、みんなの視線がそちらに注がれ、こちらもテキスト〇ページと授業を中断するのである。そうやって、みんなの時間を奪っている事に気付けないのが、残念。まあ、学校で教わることでもないので、これを教えるのも僕の仕事の一つ。
例えば、保護者の方がお仕事の都合で送迎が遅れるのならば、それは仕方のない話。そしてこういう場合は連絡が事前にある。

「その成績で、人より遅れて授業に来て、途中参加。どうやって成績が上がるのか。逆に人より早く来て多く努力すべきじゃないのか。今度遅刻をしたら、辞めさせるから」と告げる。

人より劣っている状況で、人より上に行きたいと思うなら、自分で努力する時間を増やして、カバーするしかない。ただ、塾に通って上に行けるわけではない、なぜなら、みんな塾で頑張っているんだから。そこに遅刻して周りの塾生よりも勉強時間が減って、どうやって上へ行けるのか、いや、自ら坂道を転げ落ちているだけだろう。テストの結果は、テストと言う相手があるので、相手次第で結果は変わるから、テストの点数で叱ることは無い。ただ、こういった遅刻など、相手がいる訳でなく、自分自身か気をつければ、解決できる事、こういう事から目を逸らすことはできない。学生の間は、遅刻しても守られるのかもしれないが、社会に出てからの遅刻は、信用を失う。自分のためと思って、時間に正確な人間であって欲しい。

そして、強育舎の生徒を見ていると、成績が良い生徒は、授業が始まる5分前には、ほぼ塾に来ているのである。ゆとりを持って、授業が始まる前にテキストやノート、筆箱を机の上に準備でき、授業の最初から集中できる。きっと学校生活も同じだろう、チャイムが鳴ってから席に着く生徒、チャイムが鳴る時には既に、机の上には必要なものが揃っている生徒。評価されるのは後者だと思う。


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