今年も物理の対策

高校1年生にとって、物理は鬼門のようです。
物理は理系科目ですが、1年生の間は物理基礎といって、文理に分かれていない生徒、つまり来年理系に行く生徒も文系に行く生徒も学ばないといけなくなってます。
文系志望の生徒にとっては、大変な科目のようです。僕も理系に進みましたが、物理は嫌いな科目でした。力や電気、目に見えない現象を式で扱う事が苦手でした。大人になった今では少しは理解できますが、指導は理学部の物理学科の学生さんに任せています。

そんな訳で、日ごろの授業は物理を行なっていませんが、このテスト週間にだけ実施する物理の対策授業。このテスト対策の授業で物理の理解を含めて欲しいと思います。本日の足すと対策は数学と物理を中心に進めていく予定です。

大人になるとある程度、好きな事と嫌な事に対して取捨選択できるようになります。例えば本を読もうと思っても、自分の好きな分野ばかりに偏ります。高校生の間は、文系の生徒が物理の授業があるように、幅広い学問について吸収できる機会が沢山あります。食わず嫌いになるのではなく、頑張って理解を深めようという気持ちで頑張ってください。そこに「こんな事を知ることが出来た」と言う知的な感動が待っていることもあります、どうせ、将来、こんな勉強、自分には関係ないからという気持ちで取り組んでしまうと、頭に入るものすら入ってこなくなります。どんな気持ちで勉強するかで吸収力は変わります、そう考えると前向きに取り組むことは大切です。