いよいよ明日

明日は公立入試の合格発表。

先日、入試の発表が済んでいないのに、保護者の方がご挨拶に来られました。
その際、まだ、発表はまだなのに、とお話しすると
「受験の結果がどうであれ、受験まで子供がお世話になったことは変わらない。
結果がどうなろうとも、ここまで育てて下さった先生方への感謝は変わりないので」とお話をいただき、結果も大切ですが、これまでの過程を見届けていただいていたんだなと、なんか嬉しくなりました。もちろん塾として、合格させてあげたい気持ちでいっぱいです、そして合格を勝ち取るために塾に通っていただいていたと思っています。明日、結果が出ることを望みたいです。

そう考えると、生徒たちも受験も同じで、僕らは頑張る過程を見届けてきています。
できることなら、全員合格をして、この1年間の努力を認めてもらいたいところです。
でも、結果はどうであれ、生徒たちが頑張った事は事実であり、そこは褒めてあげたいし
みんなで喜びたいです。
ただ、塾講師として全員合格はいつも心に意識したい事です。

あと、大切なことは、明日の発表で、自分自身に対して生徒各々がどう感じるかという事。
結果が良ければ、やってきた事に対して大きな自信になるだろうし、
結果が良くなくても、それを受け入れ、次の一歩を踏み出す勇気を持とうとすることも成長につながります。人間、たいていは、失敗から大きなことを学ぶのです。
でも、明日は全員合格を願わずにはいられないので、最後は全員合格することに神頼みです。

そして、明日から、また、それぞれのスタートが始まるのです。
明日は、ただ、四月からどこで勉強するかが決まる一日。